遊びだって防災になる♪おうちキャンプで家族で在宅避難訓練!

防災訓練 おうちキャンプ 防災・災害対策

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大雨や地震など災害ニュースが流れるたびに不安に感じてる方も多いのではないでしょうか?
実際、毎年日本のどこかで台風や豪雨による大規模な水災害が発生しています。
災害は「いつ来るかわからないもの」ではなくなり
「毎年来るもの」として防災意識も変わってきました。
けれど、大災害の備えが必要とわかっていても結局は何をしたらいいのかわからず、準備できないままかも知れません。2020年は自然災害だけでなく想定外のコトがたくさん起こってます。在宅避難という手段も選択肢に加わり、行動面でも変化が求められていますね。
でも不安にかられて戸惑ってばかりもいられません!
こんな時だからこそ、防災について考えて訓練をしてみませんか?
難しいことはありません。
小さなお子さんがいてもお年寄りが一緒でも
家族構成に関係なく
それぞれ手軽にできることからはじめてみましょう♪
今回は、キャンプが防災訓練に役立つ理由と、実際にキャンプ経験がなくても
家庭で気軽にできる在宅避難の訓練としての「おうちキャンプ」をご紹介します。

おうちキャンプで在宅避難の訓練はできる?

では、まずはじめに「おうちキャンプ」って何なのか
それが防災訓練になるのかをご説明します。

おうちキャンプってなあに

キャンプとは、海や山などの屋外でテントを張り野営することですが、
今年は春先から、新型コロナの感染拡大を避けるために
キャンプ場の利用を自粛して、
屋外ではなく自宅で模擬キャンプを楽しむ方が増えました
それがおうちキャンプ
その名前のとおり屋外ではなく「おうち(自宅)」でキャンプ体験をすることをいいます。
人と会うことなく家族だけで楽しめて、
自宅の庭やベランダで手軽に焼き肉やバーベキューをしたり、
家の中でテントを張ったりと、
それぞれの家庭でそのレベルに応じて出来るのも魅力なんですよね。
今後もまだまだ自粛が続くと予想される中、
この夏休みや連休を利用しておうちキャンプをされる方も多いでしょう。
せっかくなので防災訓練をかねて
「おうちキャンプ」を在宅避難の訓練としてやってみましょう!

キャンプが防災訓練になるの?

結論を先にいうと、防災訓練になります!
なぜかというと
キャンプとは、屋外で”非日常”の中でのアウトドアライフです。
雨風をしのぐため外に自分でテントを張り
、自分が持っている道具と食料だけで自給自足する。
これって災害時にインフラがストップした状態で生き抜くことと似ています
実際に災害が起きた時、被災地では電気、水道、ガスが使えず、
当然ですが買い物にも行けない状態になります。
欲しいものは手にできずに、あるものだけでしのがなくてはいけません。
そしてその状態が一定期間続くこともあります。
防災訓練とは、
災害が起きた時に適切に行動できるようにそれを想定して行う事前訓練です。
未経験の緊急時を想像して備えることは難しいけれど
その経験をすることで
パニック時でも冷静な対処ができるようになるので
レジャーとして楽しんでいるアウトドアが
無意識で生き抜く術を体験する防災訓練になっているということです
キャンプやアウトドアライフの経験だけでなく、
アウトドアで使用するグッズはそのまま防災グッズとして有効ですし、
その使い方が知識としてあるだけで十分防災に役立ちます。

さあやってみよう!『おうちキャンプで在宅避難訓練』

家庭で気軽にできる在宅避難訓練として実際に「おうちキャンプ」をやってみましょう♪
「災害はいつ来るかわからない」だから、そのままいきなりスタートするぞ!という強者もいらっしゃるかと思いますが、お子様も一緒に家族でおうちキャンプを楽しみながら防災訓練できるよう準備しましょう。
目的は、防災訓練なので
●電気、水道、ガスが止まっている

●買い物できない(コンビニも利用しない)

●家族と家で過ごす
この3つを想定しておきましょう。
その他は、キャンプ経験が全くない方も、おうちキャンプを楽しんでいる方も、それぞれの家族構成やその状況、実施する時間、レベルに合わせて計画することが大切です。
今回のおうちキャンプでどこまでやってみるかを事前に家族ミーティングなどをして話し合っておくのがおすすめです。
例えば
  • 朝の10時から翌朝までにするとか、夜だけとか
  • おうちの中でテントを張るか、寝袋か、通常ベットのままか庭でやるのか
  • トイレも災害用のトイレを試すか、溜めておいた水を使って流すか
  • 食事も冷蔵庫の中から使い切るか、常温保存食や非常食か
  • 食事だけはバーベキューにするのか
  • 食器も紙皿か、新聞などを折って作ってラップをかけて使うとか、家の食器にラップをかけて使うとか、
  • 電気は使えないけど熱中症が心配だからエアコンだけは使用するとか
  • 電気もブレーカー落として、水道も元を止めて本格的にやるのか
そういうことも含めて
スケジュールや役割分担、
自宅にある防災グッズの確認や必要品のチェックなど話し合いながら準備しましょう。
ライフラインの代替品があれば便利ですが、
特別な備えを急いで準備するより、
日用品や今ある食材の活用を考えたり、
それぞれお水の管理や料理担当、テント担当、
小さなお子さんなら明かり係など役割を決めるのもよいですね。
おうちキャンプなので、
できる範囲内で食事を豪華にしてみたり、家族でできるゲームを企画したりして
楽しむ要素も忘れないで盛り込みましょう。
そして、実際にやってみると
事前情報で必要だと思っていたものが必ずしも役立つものでなかったり、
誰かのアイディアでアレンジしてうまく使いまわすことができたり、
様々な発見があるハズです。
我が家にはどんなモノがどれだけ必要かも見えてきます。
お子さんも十分に水を使えないことや、夜に電気がつかないことの不便さを、
キャンプを楽しむことを取り入て体験しておくことで、いざという時に慌てずに冷静に行動できるようになります。

おうちキャンプで在宅避難訓練の注意点

おうちキャンプは防災の面からも在宅避難の訓練でも、とても意味のあることです。
予定とは違うことが起こってもそれも避難時の課題として経験値になっていきます。
その中での注意点は、無理をしてはいけないということです。
実行時の天候や気温、家族の健康状態を見ながらそれを最優先にしましょう。
状態を総合的に判断して、実行条件を変更したり一旦中止するなりの判断が必要です。
特に夏場の暑さには注意が必要です。熱中症対策を忘れず実施してください
それから、調理時や灯と暖をとるために火を使うことが多くあります。
火の取り扱いには十分注意し、明かりは火を使わないタイプを選択するのも選択肢の一つです。

まとめ

今回は在宅避難の訓練として「おうちキャンプ」を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
私自身もこの自粛期間に、防災訓練を意識したおうちキャンプを楽しんでみました。
様々な気づきがあって、本当に良い体験をしたと感じています。
内容を見直しながら、これからも定期的やっていきたいと計画しています。
(その内容はまた記事にいたしますね)
想定外のコトが起きてしまう災害時に命を守る行動ができるかどうかは、そのノウハウを知っているか、体験したことがあるかどうかで差が出てくると感じます。
あなたも
家庭で気軽にできる在宅避難訓練として是非「おうちキャンプ」をやってみましょう♪
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