台風・ゲリラ豪雨・暴風に備える!ハザードマップと今すぐやっておくべき3つの確認

台風大雨強風 防災・災害対策

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今年もまた台風の季節がやってきます!
ここ数年、毎年観測史上最大、何十年に1度という
信じられないような豪雨や強風に見舞われて大きな災害が発生しています。
自分が暮らしている場所が去年大丈夫だったからと言って、今年も安全であるとはいいきれません。
何をどう備えるべきかも迷ってしまうので
台風シーズン到来前に、今すぐやっておくべき備えについてまとめてみました!
自分で確認すべきポイントは以下の3つ
  1. 居住地の危険度(災害リスク)を知る
  2. 自宅の安全対策
  3. 避難時の備蓄
ひとつひとつ備えについて考え、確認してみましょう。

優先1 何よりも先にハザードマップを確認するべし!

まず、自分が住んでいる場所の災害リスクを正しく理解しましょう。
それがわかるのがハザードマップ(災害予測地図)です。
一度は見聞きしたことがあると思いますが
しっかりと確認できている人は意外と少ないのではないでしょうか。
地図が細かいので、敬遠されがちでもありますが
いざという時に、避難すべきかどうかを判断の基準になる大切な情報です。
これを知っておくことで、命を守る判断・行動をとりやすくなりますので
必ず確認しておきましょう。
できれば今すぐこのブログを見ながらでもハザードマップを開いてみて下さい。
ハザードマップは、自治体から配布されているところが多いですが
手元に無い方やどこにしまったか忘れた方、紛失された方も心配いりません。
ハザードマップポータルサイトで全国のハザードマップが確認できます。
このサイトは
わがまちハザードマップ(自治体ごとの情報チェック)
重ねるハザードマップ(洪水・土砂災害・地震被害等各種のハザードマップに簡単にアクセス)
の二つに分かれていて
災害リスクがまるごと細かくわかるので必ず一度はアクセスして確認しておきましょう。
↓ ↓ ↓

優先2 自宅の安全対策と強化

ハザードマップを確認したら、様々な災害リスクが見えてきました。
自宅から避難が必要になるような大災害にならない限りは在宅避難で乗り切ることになります。
そうなると大切なのは、簡単に家が壊れたりしないように強化しておく必要があるということです。
まずは出来ることから始めましょう。
チェックは3項目
  1. 窓ガラスが割れても飛び散らないように
  2. 雨漏り危険チェック
  3. 浸水に備える

カベ補修材など市販品を使用して自分で補修することもできます。


 

 

 

窓ガラスが割れても飛び散らない対策

台風の接近で1番に気になるのが強風による被害です。
外壁や屋根などと比較すると窓ガラスは弱く
強風で飛んできたものが当たって割れることはよくあります。
窓が割れてしまうとガラスの破片も危険ですし
室内にも雨風が入って傷んでしまいます。
最悪の場合には、割れた窓から吹き込む強風で屋根が吹き上がって飛んでしまう危険性があります。
窓ガラスを割れなくすることは難しく
後付けシャッターを取り付けるのが効果的だけれど
費用はそれなりに高くなってしまいます。
万が一に備えての窓ガラス飛散対策で効果的なのは
飛散防止フィルムです。
割れてもガラスが飛び散らず、ガラスに穴が空いてしまうのを防いでくれます。

養生テープを貼りつけての効果は、貼らないよりもましですが、飛散防止フィルムには全く及びません。
緊急時であれば内側から更にダンボールなどを当てて、飛び散らないようガードが必要です。
去年の台風接近時に養生テープが売り切れましたが、
窓ガラス保護以外に便利で使えるグッズなので
普段購入しやすい時に数本準備しておくと良いですよ。

雨漏り危険チェック

強風とともに叩きつけるような雨は想像以上に強烈です。
至る箇所のひび割れや劣化などのチェックをしておきましょう。
気を付けたいのは
  • サッシ回りのひび割れ
  • 古い天窓まわり
  • 外壁の劣化ひび割れ
  • エアコンダクト部の劣化
  • 屋根の劣化・瓦の割れ
  • ベランダの排水溝のつまり
  • 雨どいのつまり
  • 擁壁の劣化
雨漏りは内部を腐食して建物強度が落ちる原因にもなるので
台風前にしっかりチェックしてできる対策をしておきましょう。
ひびわれなどを見つけたらすぐに施工した工務店や業者に相談するのがいちばんです。

 

カベ補修材など市販品を使用して自分で補修することもできます。


浸水リスクに備える

玄関やガレージなどが道路よりも一段低い位置にある
半地下の住宅は、浸水被害に遭いやすいです。
ハザードマップで浸水しやすい地域ならば
防水性のある堀や門扉を周囲に設置するなどリフォームも視野において、台風に備えて玄関口を守るための土のう袋も準備しておくのがいいでしょう。
浸水リスクに備えて土のうを準備
玄関や車庫などから浸水の可能性があれば、土のうで壁を作って防ぐのが効果的ですが、
袋があっても台風接近時に土を詰め込む余裕があるかどうか。。
なので水につけるだけで膨らむタイプの土のうを準備しておくと安心です。

今回は台風時の備えについてのチェックポイントを見てきましたが
災害対策として自宅の耐震度も合わせて確認をしておきたいですね。

優先3 災害発生時の避難に備えて備蓄する

災害が発生したら何はともあれ真っ先に避難所に避難??
と考えがちですが、実際の災害時には
多くの方が在宅避難というカタチの避難生活となっています。
そうすると必要になるのは
自宅で一定期間生活できるだけの備蓄です。
それについてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

今回は、台風シーズン到来前に今すぐやっておくべき備えを
大きく3つに絞ってお伝えしました。
災害は、地震・津波・噴火・洪水など様々です。
地震や津波が、直前のアラートでしか知ることができないのに対して
台風や大雨などは予報のおかげである程度事前に知ることができ、
比較的身を守るための行動を取りやすいと言えます。
事前に備えをし、災害について考えておくことで
緊急時に行動に移せます。
知識と準備と事前に想定していたことやノウハウが
自分の大切なモノを守ってくれるのだと感じています。
去年の災害体験を教訓に
事前準備を怠らずに台風の季節を無事に乗り越えたいですね。
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